ジグソーで直角切りが出来る！

ボッシュには電動ジグソーのためのガイドが販売されています。
BOSCH(ボッシュ) ジグソーガイド　PLS300という商品です。
価格は実勢価格で7,300～8,000円位です。
ボッシュは世界で最初にジグソーを開発、販売したメーカーですので、電動ジグソーをより便利に活用出来るように考えてくれています。
購入して試しました。

写真のように、かなり大きめの箱に入っていました。

本体はかなり大きいです

本体はプラスチック製で、ジグソーを滑らすガイドレールだけが、アルミの金属製になっています。

 このジグソーガイド-PLS300は、カタログの説明を見ても分かるように、本来はフローリングの貼り替えなどの、日曜大工に使用することを前提に作られているようです。 その目的なら、十分正確に切れますよ、という製品と思います。 

 

 

おもちゃみたいで面白いです

パーツを組みかえることで、何種類かの切り方が出来ます。

 

 

ガイドレールだけは金属製です

ジグソーのベース部分を、挟み込んで滑らせるガイド部分だけは、金属製でしっかりしています。
裏面にはゴムシートが貼ってあり、加工する木材が動かないようになっています。

 

 

直角や角度切りが出来ます

ガイドレールを持ち上げた状態です。
ここに加工する木材を挟みます。
挟んだ板を、直角や45度に切ることが出来るようになっています。

 

 

直角にセットします

木材を挟み、角度を決めたら赤いダイヤルを締めつけて、ガイドレールを動かないように固定します。
ガイドレール以外はプラスチックですので、がっしりと固定出来るわけではありません。

 

アルミのガイドの上を滑らせます

写真のように、ジグソーをアルミのガイドレールに乗せ、滑らせて板を切っていきます。

 

実際に切ってみましょう！

ボッシュのジグソーガイドには、角度計も付いていますが、この角度計で角度を合わせても直角にはなりません。
加工する板に正確な下書きをして、ガイドレールのスリットで、その線に合わせて角度を固定します。
高価なスライド丸ノコでも微調整は必要ですので、本体がプラスチックのジグソーガイドでは調整するのは当然です。

 

 

実際に切れる位置を確認します

ジグソーをガイドレールに置き、実際に切れる位置を確認します。

 

 

幅300mmのパイン集成材を切る

商品説明では幅３１５ｍｍ、厚さ２５ｍｍまで切断可能となっていますので、幅300ｍｍのパイン集成材を切ってみます。
使用するブレードはPST 1000PELに付属している、T-234Xを使用します。

 

 

スライドレールは少し遊びがある

スライドレールとジグソーのベースの幅は少し余裕（遊び）がありますので、そのままジグソーを進めると切断線が曲がります。
ジグソーのベースの幅は67mmで、ガイドレールの幅は67,6mmです。

 o,6mmの余裕があります。 

そのまま切り進めるのではなく、スライドレールの左側のフェンスに押し付けながら、前に切り進めるといいです。

DIY仕様ですので、スムーズにスライドするように少し遊びがあるのだと思います。

また、切る板を左手でしっかりと押さえないと、ジグソーの振動で板が動きます。
使い方を少し、工夫すればいいのです。

 

ほぼ、直角に切れます

写真のように、ほぼ直角に切ることが出来ます。
スライド丸ノコで切るような、切り口ではありませんが、ジグソーでの加工ですので十分な性能と思います。

 

 

70mm幅の材を切ってみます

幅のせまい材料を切るときには、写真のように同じ厚さの端材をはさみます。
スライドレールが、がたつかないようにするためです。

 

同じ長さに切りたい時に便利！

抽斗（ひきだし）を作る時などに、何本も同じ長さに切る必要がある場合、写真のように端材をクランプでとめて、ストッパーにするといいです。