ドリルスタンド-4,999円 正確で多機能【動画あり】
中国製のカラフルなドリルスタンドの紹介
ドリルスタンドを購入しました。
電動ドリルを取り付けて使えるので、手持ちでもスタンドでも使えるのでDIY初心者の方にもいいのではないかと思いました。
ドリルスタンドは3,000円くらいから10,000円くらいまであります。
やはり、評判がいいのはマキタやハイコーキのメーカー品のものです。
私が購入したものは中国製のドリルスタンドで価格(購入時)は本体が4,999円のカラフルなものです。
(輸入品なので価格は変動するようです)
結果は十分すぎるものでした。
素晴らしい精度で加工出来る上に、ヘッドが90度回転しますので多機能で、色々な加工が楽しめる良品でした。
購入の際にレビューは参考程度に見ますが、事実ではない事の方が多いのでどこまでも参考程度です。
鉄製のバイス付きはこちらです。
動画も作成していますが、下の写真のようにブレなく垂直に穴を開けます。
昇降のスライド部分の作りが精密なので正確に動くのです。
この価格で、この精度です。すごいと思います。
ヘッドが動くとこんなに便利!
長い材に加工する場合も材を寝かせて加工出来ます。
これ、かなりいいです。
ディスクパッドを付ければ簡易ディスクサンダーになります。
簡単なアール加工が出来ます。
ヘッドを反転させて、直接部材の上に加工することもできます。
大きな部材の加工に使えます。
商品の紹介です
このような箱に入ってきました。
思っていたよりも重さがあり、うれしくなりました。
アルミ製の軽いものを想像していました。
ほとんど組みあがっていますので、ねじで組み上げるだけで完成します。
部品の仕上げもいいです。
ベースは鉄製でした!うれしくなりました。
ベースもアルミと思いこんでいましたので鋳鉄製のものとわかってうれしくなりました。
やはりベースが軽いと安定しませんから。
付属品は以下のものです。
電動ドリルの首の部分にサイズを合わせるためのプラスチックのカラーが3個と0,25mmの厚さの薄いプラスチックの板が2枚です。
組み立てと作業時に調整用に使うヘキサゴンレンチが4本です。
色がきれいで木工用品らしくなくいいと思います。
ヘッド周りの素材はアルミダイキャストでがっしりと出来ています。
ドリルの昇降はギヤで送るようになっている本格的なものです。
決めた深さで止められるストッパーも付いています。
スポンサーリンク
一番の売りは、ヘッドが90度回転することです
角度が変更できることで、出来ることが多くなります。
取り付ける電動ドリルはドリルの根元の丸い部分の直径が44mm以下でないと取り付けが出来ませんが、ほとんどの電動ドリルの直径は43mmです。
充電式のドリルは取り付けられないものが多いので、電動式のドリルを今回購入しました。
ボッシュのGBM10RE/Nという、小型の電動ドリルです。
プロ仕様機ですが価格が7,000円前後とメーカー品のDIY機に近い価格になってますので、迷わずボッシュを購入しました。
取り付け部分の首の長さもドリルスタンドに付けて使う事を考慮している形なのでそこも選ぶポイントでした。
ボッシュの首の直径は42,5mmですので一番薄い、1mm厚のカラーを使います。
このように、マイナスドライバーでこじ開けて差し込むと上手く装着できます。
3個付いているカラーのうち、1mm厚のものと、直径が25mmのリューター用のカラーの内側の成形がよくありません。
金型が傷んでいるようです。
このまま取り付けると、少し傾いてしまいますのでカッターナイフやデザインナイフで凸凹をとっておきます。
プラスチックなので簡単に加工出来ます。
内径25mmのリューター用のものも内側の状態がよくありません。
各部の締め付けをしっかりとしておきます。
電動ドリルを取り付けた状態です。
バイス(万力)は右側のものが同時に購入した、このドリルスタンドと同じ販売会社の物です。
単体で買うと2,100円しますが、一緒に買うと1,000円なので迷わず購入しました。(笑)
黒いものはSK11(藤原産業)の木工用クイックバイスです。1,000~1,400円位です。
アルミ合金製ですので頑丈で軽く、使いやすいです。
ドリルを取り付けるとこのようになります。
ドリルスタンドは大きくないので小型のドリルの方がいいと思います。
剛性も十分と思います。
スライド部分は遊びを調整できるようになっていますので、スライドのガタツキをなくすことが出来ます。
加工精度のテストをしました
一番重要なのは加工精度です。
厚めの2x材を貫通させて、表と裏から穴のあいた位置を計って、ずれがないかどうかを確認してみます。
2x材は厚さ38mmです。
テスト用に簡易なドリル台とフェンスを作りました。
このように穴を開けていきました。
使用したドリルは8mmの木工用ドリルの新品を使いました。
2x材には裏と表の同じ位置に線を書いておきました。
2x材の端から、開口した穴の端をストッパーの付いた定規で測りました。
5個の穴は下書きの線の中央に開いています。
また、材の端からの位置もほぼ同じです。
③番の穴の裏側のものが少しずれているのですが、これは材を置くときに切り子があったようで、表側も同じくずれていますので5回とも大きなずれはないことになります。
少しのずれはあると思いますが、0.1mm位ですので十分な精度と思います。
4,999円(購入時)の価格でこの精度なら、完璧と言えます
購入する前にレビュー記事を参考程度に確認しましたが、レビューの数も少なく、合計で12でした。
販売は2年半前からとなっていますが、それほど売れていないようです。
この12のレビューをそのまま信じると、購入を控えたくなると思います。
動画ではこのドリルスタンドの動画の2回目でマイナスのレビューについて反論しています。
”初心者向けではない” →そのまま使えます。
”手直しが必要” →そのままで十分な精度です。
”ねじ類が信用できない” →普通です。私はそのまま使っています。
”ポールの固定が出来ず、加工がうまくできない” →ねじの締め方が弱いだけです。
この低価格で、精度のある加工が出来る商品なのに、細かくよくないところを指摘しています。
私の個人的な感想は「この精度でこの価格なら申し分なし」です。
この価格でここまで正確な穴を加工出来る商品が他にあるのであれば教えてもらいたいです。
ですが、おそらくこの4,999円という価格でそのようなドリルスタンドはないと思います。
ドリルスタンドの動画です
動画で見るとさらにこのドリルスタンドの良さが伝わると思います。