寸法を取るために必要な道具の紹介。

木工の定規

木工は下書きがとても大事です

正確に下書きが出来ていないとゆがんだものが組みあがってしまします。
木工をはじめたころ、やはり参考書を見ながら、いろいろと定規やさしかねを揃えて行きましたが、私が使いやすかったのは以下に紹介する道具です。
写真の中にケビキという大工道具がありますが、これは素人には難しいものではないでしょうか。
さしかねも私は上手く使えなかったので、全く使わなくなりました。
ケビキもさしかねも木工の基本のように参考書では紹介されていますが、私は上手く使えなかったのでスコヤやストッパー付きの定規使うことにしましたが、この方が時間も早く、正確に下書きが出来るので素人にはこの方がいいと思います。

木工は自由に楽しんでいいのではないでしょうか。

木工は海外の方が日本よりはるかに進んでいます。便利な道具や、ジグがたくさんあります。
素人は便利な道具を使って、楽しく作業が出来ればいいと思います。

木工用品

さしかねやケビキは全く使わなくなりました。
それよりも使いやすい道具があるので、必要がなくなったのです。

直角にこだわる私は、1mのスコヤまで揃えてしましました(いるのか)。

木工用品

木工は材を直角に切ることが基本ですので、直角に下書きがかけなければいけません。
ですが、さしかねでは直角の下書きを上手くひけません。
スコヤなら簡単に直角を引けます。

スコヤ

この小さなスコヤの出番が一番多いです。
右側のものは時々しか使いませんが、丸ノコの角度を決めるときに使います。

写真のよう自立しますので、トリマーのベースの上に立ててビットの高さを測ることもできます。

持ちやすいのかもしれませんが、矢印のスコヤが使いやすく感じます。

こんな感じでビットの高さを測ります。

さしがねよりも使いやすい、スコヤ。

スコヤは厚いのでぶれることなく、直角を出せます。
寸法を測ることはできませんが直角が出せるのでこちらが使いやすいです。

さしがねは線を測る部分がいてしまうので、引き方によっては線の位置がずれるので少し難しいと思います。

この少しの隙間が気になります。

スコヤは以下の写真のように密着しますので線が正確に引けます。

私は0.3mmのシャープペンで下書きの線を引くのでこの方がいいのです。
木工を始めたころは0.5mmのシャープペンでしたが、線の太さが気になるようになり、0.3mmしました。

定規ストッパーはとてもいいですよ。

定規にストッパーを付けるととても使いやすいです。
30cmの物を一番よく使いますが、60cmの物の方が精密で正確です。

簡単なしくみですがとても便利です。

測りたい寸法でねじを締め、寸法を測ります。

60cmのものは価格も高いですが、超精密です。
動きも遊びが全くありません。

普通の金定規にストッパーを付けただけですので、通常は定規として使います。

以下の写真のように、材に付き当てて、印を付けるだけです。
ケビキより、楽ですし、定規だけで測るより正確です。

以下の写真のように、同じ幅の材をとりたい時など、非常に楽です。

木工をしていて、案外面倒なのは同じ幅の線を引くことですが、ストッパー付き定規なら簡単に引けます。

定規ストッパーを使うまでは定規で測っていましたので、結構面倒に感じていました。

線と線をつなげるだけなので、簡単です。

罫引き(ケヒキ)はほぞ加工をするときなどに重宝すると思います。

販売されているのはほとんど、2丁罫引きですので、同時に2本の線が引けます。

慣れると便利なのでしょうが、私は定規ストッパーの方が使いやすいです。
木工を始めたばかりの頃、慣れるつもりで毎日使っていましたが、無駄な時間になりそうなので、ストッパー付き定規に切り替えました。

角材の直角は専用の定規が使いやすい。

角材に正確に下書きを書くのにはやはり、専用の定規が一番使いやすいと思います。

直角定規はアルミ製やアクリル製があります。
精度はアルミ製が少し上でしょうか。

なんて、便利な定規でしょう!

このやり方で4面の下書きを作ると線が少しづつずれていきますので閉じる線は、つながりません。
練習してうまくなるより、便利な直角定規を使った方がいいです。

木工には便利な道具が色々ありますが、知らないまま木工をしていて後になって気付くと、とても悔しい思いをします。
私は定規ストッパーの存在が分かった時にも、かなり悔しい思いをしました。