電動トリマーの説明-初心者の方へ

リョービトリマ MTR-42

電動トリマーの各部分の説明です。

トリマーは本体にモーターが組み込まれいて、モーターの先にビットという、刃物を取り付けます。
ベース部分を上下させることによってビットの出方を調整します。
多くのトリマーはベース部分を手で上下に移動させてビットの突き出し量を決めます。
使うビットによって頻繁に調整する部分です。

トリマーの説明

トリマーは片手で握って使います。

トリマーは片手で握って使いますので、ボディが大きいと女性には使いにくいものがあるかも知れませんので、本物を握って確かめてから購入するほうが確実です。
実はボディが大きめでも使いやすいものもあります。
握り易いように設計されているものもありますので、実際に確認しましょう。

先端に刃物を付け、回転させて加工します。

刃物(ビット)は高速回転で木材を簡単に削ります。
なので、扱いには細心の注意が必要です。
ビットの装着は確実に締め付けないといけませんし、浅く差し込んでもよくないです。
説明書や参考書をよく読んで使いましょう。
ビットをコレットチャックに差し込み、コレットナットで締めこみ固定して加工します。

RYOBI トリマ MTR-42

注意すべき点を守れば、それほどあぶない電動工具ではありませんが、けがをする方もいますので取り扱いは慎重にしましょう。
ビットの締め付け具合は個人個人で覚えるしかありませんが、確実にして下さい。
また、トリマーは回転が止まってから手を離すようにしましょう。
回転している途中で、作業台に置くと非常にあぶないです。
惰性で回転していますので、ビットが物に当たれば事故につながることもあります。
私も何度か経験しています。
回転が止まらないうちに、下に置こうとして近くにあったスプレー缶にビットが接触し、スプレー缶が破裂し、ビットが欠けてしまったのです。
欠けたビットの破片が体に当たることはなかったのですが、もし当たっていればと、思うといい気持ちはしません。
トリマーの回転しているビットは、見た目よりはるかにあぶないのです。

購入時についているビットは試用品です。

トリマーには必ず、6mmのストレートビットが付属していますが、これは多くは試用品なので切れ味は良くありません。
トリマーはいろいろなビットと組み合わせて初めて真価を発揮する電動工具です。
付属のストレートビットでは溝くらいしか掘れませんので、別売りのビットを揃えなくては」なりません。
ビットはたくさんの種類があります。
高くてもよく切れないビットもあります。
これは使ってみないとわからないのです。
初めは、価格の安いセット商品で、ビットの種類をおぼえ、いいビットに買い替えていく方がいいと思います。
ちなみに、10本2,000円くらいのビットもありますが、1本で3,000円するビットもあります。
よく切れるものは1本、2,000円くらいしています。