SK11 テーブルソー クロスカットスレッド 【動画あり】

SK11 テーブルソーSTS-255ET

SK11のテーブルソー、STS-255ETのクロスカットスレッドを作る

テーブルソーは縦切りは得意ですが、横切りは苦手です。

ですが横切り用のジグ、クロスカットスレッドを作れば横切りも正確に切れるようになります。

SK11のテーブルソー、STS-255ETは天板のガイドレールが正確なのでクロスカットスレッドを作れば正確な横切りが出来るようになります。

図面のダウンロードが出来ます

ダウンロードはこちらフェンス部分

ダウンロードはこちら→ベースの部分

ダウンロードはこちら→ノコ刃のカバー部分

フェンスの微調整機能を付けました

SK11のテーブルソー、STS-255ETはDIYようなのでノコ刃の上下や角度変更の際にノコ刃の平行度が少し動く場合があります。

平行が動いてしまうと、直角に切れなくなります。

フェンスが微調整できると、簡単に調整出来ます。

調整は勘(かん)にたよらなくてもよい、マイクロアジャスターを使います。

ねじを使ったかんたんなアジャスターなので簡単に作れて、フェンスを確実に調整できるようになります。

私は過去に何度かクロスカットスレッドを作ってきましたが(大型のテーブルソー用です)、使用しているうちに直角に切れなくなることがあり、そのたびに色々手を加えてきたのですがうまくいかなかったのです。

今回、初めてマイクロアジャスターを使ったのですが、かんたんに調整できるのでストレスがなくなりました。

私が使用しているマキタのプロ仕様のスライド丸ノコも時々直角に切れなくなります。

その際に加工材を押しつけるフェンスを調整するのですが、調整がしづらく治るまで半日以上かかってしまいます。

(私の手際が悪いのかもしれませんが)

この調整をしてた時に、クロスカットスレッドにマイクロアジャスターを付けた方がいいと考えたのです。

※ほぼ直角に切れたらいい、のであればここまでこだわる必要はありません。

私は下書きの細い線を真っ二つに切るような精度を求めることがあるからです。

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軽い材料を使用したほうが使いやすいです

クロスカットスレッドに使う素材は軽いものがいいと思います。

私は過去に何台も作ってきたのですが、合板(コンパネ)やシナ合板で作ったので重たくて使う事が嫌になっていました。

今回は通常の合板の1/3くらいの重さのものを探して使いました。

片手で持ち上げれるので使いやすいです。

前後のフェンスは2枚を貼り合わせて使いました。

加工材を抑える、ホールドダウンクランプを使うようにする場合は、最初にホールドダウンクランプ用の溝を加工した方が楽に加工出来ます。

フェンスの微調整用の穴もこの時点で加工しておきます。

ホールドダウンクランプは棚金具で簡単に作れます。(動画で紹介しています)

前後のフェンスを固定します。

スライダーバーはアガチスという木を使用

ガイドレールに使う木は堅い木が適しています。

湿気や乾燥に左右されにくいものがいいです。

このスライダーバーを加工するのに、平行ガイドにマイクロアジャスターを付けて、慎重に加工しました。

ここだけ、慎重に加工すれば後はそれほど難しくないと思います。

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微調整用のフェンスはMDF板です

MDF板は12mm厚を使いましたが、15mm厚の方がいいと思います。

(私の田舎のホームセンターには12mmまでしかありません)

マイクロアジャスターは市販のノブで作ります

ねじを回してフェンスを少しずつ押し出すだけの仕組みです。

微調整用のフェンスを6mmの6角ボルトで固定します。

テーブルソーに装着して、クロスカットスレッドに切れ目を入れます。

安全のために、ノコ刃カバーを付けます。

完成です

延長のフェンスを脱着出来るようにして、作りました

STS-255ETは天盤が延長できるようになっていますので、天盤を伸ばせば延長フェンスを支えることが出来ます。

この延長のフェンスを付けるとノコ刃からの長さが95cmあるので、長いものも余裕で切れます。

同じ、MDF板で作りました

SK11のテーブルソー、STS-255ETはとても基本設計がいいので、価格を忘れる加工を楽しませてくれます。

STS-255ETを使って作った、クロスカットスレッドで横切りも正確に出来るようになるのですから、この1台でほとんどの切断加工が出来てしまいます。

クロスカットスレッドの動画あります

制作過程の動画です。

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