ジグソーで直線を切る!直線ガイド作成-1

ジグソーの直線ガイド

ジグソーで直線を切るためにはガイドがあると便利です。

性能の良いジグソーは直線を切ることができます。

ガイドを使っても、直線が切れないジグソーもあります。

私はジグソーはボッシュ製のものがいいと思っています。

今までに3台購入していますが、すべて納得のいくものばかりです。

ジグソーで直線を切るためには真っすぐなガイドが必要です。
パイン集成材等の真っすぐな木材をジグソーの直線切りのガイドにするといいです。

ですが、ジグソーはガイドと実際に切れる場所に誤差があります。
この誤差(間隔)を測るガイドを作っておけば、正確に下書きの線を切ることが出来ます。

直線ガイド

ですが、上の写真のような、ガイドと実際に切れる位置を一体にしたものは一度、間違ってジグ自体を切ってしまうと使えなくなってしまいます。

 位置合わせが不正確になるのです。 

 

さらに、このタイプのガイドは、この間隔を測る、底に貼り付けた板そのものの厚みがジグソーにとって、あまりよくないことから私はこのタイプのジグをお勧めしません。

私は何度もこのタイプのジグを作って、使えなくしてしまったのでこのタイプのジグがよくないことが解っているのです。

雑誌で紹介されていたので真似をして作りましたが、2回使って下のベニヤ板を切ってしまい使えなくなりました。

下書きの線に合わせる部分をジグソーで切ってしまうと、位置合わせが正確でなくなります。

下の写真のように切ってしまう事があります。

直線ガイド

ジグソーの刃と、切る木材との位置。

下の写真のようにガイドが一体でジグソーのベースの下にジグがあるものは、その板の厚みの分だけジグソーの刃の固定位置から離れてしまします。
ジグソーは上部だけで刃を固定しますので、刃を固定した位置から5mm離れると、それだけ不正確になってしまいます。

 たった5mmですが、ジグソーにとっては大きな数値なのです。 

この5mmだけで垂直に切れなくなるのです。

ジグソーの刃の説明

実際に刃のあたる間隔のガイドを別に作り、切断時は取り去る方法にすると、ジグソーが加工する木に密着するので、刃の固定位置(ジグソー本体の)が加工する木に近くなります。
5mm近くなるだけで、垂直に切ることが出来るようになるのです。

ジグソーの刃の説明

 

以上の理由から、下の写真のような、刃のあたる位置を測る間隔のガイドを別にしたものの方が使いやすいと私は思います。

この方法ですと、間隔のガイドをあやまって切ることはありませんので、直線のガイドは正確に使うことが出来ます。

間隔のガイドは位置合わせがすめば、取り去るので誤って切ることはありません。

下の写真のものは間隔を測るガイドが下にないので、より加工する木に近づくので正確に切れます。

直線ガイド

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実際に切れるところを測るガイドを作ります。

ジグソーで実際に切れる位置は定規から離れていますので、その間隔を測るガイドを作成します。
この間隔のガイドは個別のジグソーにしか使えません。

他のジグソーはベースの幅が違うので、そのジグソー専用に作る必要があります。

 

ジグソーでの切れ方

 

直線の出ている板材(集成材でいいと思います)を直線ガイドにします。

厚さは12~18mmくらいあった方が頑丈でいいと思います。

間隔のガイドは普通のベニヤ板でも構いませんが、シナベニヤの方がささくれがなく正確なものが出来ます。

以下の写真のように実際に切れる、間隔のガイドを作成します。
これはシナベニヤを両面テープで作業台に貼り付けて、集成材のガイドを使って実際にジグソーで切り落とすことで間隔のガイドを作ります。

直線ガイドを作る

このようなガイドがあると、正確にジグソーで材料を切りだすことが出来ます。
ただし、すべてのジグソーで直線のガイドが使えるわけではありません。
私が木工を始めた時に購入したジグソーはガイドを使用しても真っすぐに切ることは出来なかったのです。

直線が切れるジグソーを選んで使うと、直線のガイドが使えます。

1メートルの長さの直線も切ることが出来ます。

私が今までに購入したボッシュのジグソーの3台はすべて直線が切れます。

2台はプロ仕様の最上位機種のGST135BCE(ひとつ前の型で現在は販売されていません)とプロ用のエントリー機のGST90BE/Nです。

残りの1台がDIY用の最上位機種のPST1000PELです。

こちらは私が個人的にDIY機の最高傑作と思っているジグソーです。

直線ガイドや円曲平行ガイドなど、すべて実際に使える付属品と合わせて最高のセットと思っています。

ジグソーで色々な加工をしたい場合はこちらがいいです。

こちらはプロ用のジグソーのエントリー機です。

このブログでも紹介しています。

価格は上のDIY機に近いですが、付属品は必要最小限です。

違いは、頑丈さと長時間の使用に耐えることです。

大きさも一回り大きいです。

高級車のような作動音がいい機械であることを分からせてくれます。

購入した方の評価も高いです。

 

ジグソーそのものが真っすぐ進んでいかないものもかなりあるようです。

私が購入したボッシュのジグソーは快適に作業が出来ます。

木工は色々なジグを作ることでさらに楽しくなります。

ジグソーで直線を切る動画です

実際にボッシュのジグソーPST1000PELで90cmの直線を切りました。

 

切断にボッシュPST1000PELだけを使ってミニテーブルを作りました。

寸法図もありますので、安く簡単に作れます。

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