木工を始める方へ
木工に必要な道具。
木工は電動工具を使うことで劇的に変わります。
時間の節約になるだけでなく、作りたかったものが作れるようになります。
私は手作業でのこぎりを使ったり、カンナを使ったりの木工より、電動工具を使って自分の作りたいものを早く作る事が楽しいと思っています。
プロの職人を目指しているのではないんです。
楽しいのがいいし、作りたいものを早く、出来るだけうまく作りたい、それだけです。
木工は海外の方が日本よりはるかに進んでいるように思えます。
海外は電動工具の種類も機能も豊富ですし、便利な木工用品がたくさんあります。
私は、海外通販でも電動工具や便利な木工用品を購入しています。
電動工具は海外の方が日本より、かなり安いのです。
ですが送料がかかりますので、送料を足すと日本の電動工具の価格に近くなってしまいます。
それでも、日本では販売していない便利な道具もあるので、海外の木工関係の情報は常にチェックしています。
木工に必要な道具は以下のものです。
日本古来の差し金や罫引き(けひき)といったものがありますが、素人は使いやすい道具を使った方が、時間を節約出来ます。
木材の寸法を測るもの。
定規、スコヤなど。
差し金は木工の定番用品ですが、素人には使いにくいのではないでしょうか。
私は差し金よりも使いやすい、スコヤで直角を測り、ストッパー付きの定規で寸法を測っています。
この方が正確で早い下書きが出来ると思います。
木材を切るための道具
丸のこ、ジグソー。
丸ノコを使えば、短時間で真っすぐに厚い材が切れます。
手で木を切っていると疲労で何もしたくなくなりますので、電動工具を使います。
ただし、最新の注意を払って使用します。
正しい使い方をすれば、大変便利な道具です。
丸ノコで切れない部分や曲線はジグソーを使います。
ジグソーは電動工具の入門用としても最適です。
電動工具の便利さや安全面で気を付けるところが学べます。
電動工具になれるにはまず、ジグソーがいいと思います。
切った材料を組み立てる
ねじ、電動ドリル、インパクトドライバー。
なくてはならない必需品と思います。
ねじの穴あけや締めこみを手作業ですると時間がかかるだけでなく、疲れます。
電動工具は時間の節約にもなります。
仕上げ
サンダー、ペイント。
電動サンダーで木材の表面をきれいにします。
手作業で磨くのは難行苦行でしかありません。
仕上げはペイントやオイルステインなどで仕上げます。
木の保護や木を固めて丈夫にしたりします。
装飾のための加工
トリマー、ルーター
木材に装飾をするだけでなく、溝彫やほぞ穴の加工まで出来る、楽しい工具です。
木工の楽しさの大部分を占めているのがトリマーかもしれません。
とにかく出番が多いいと思います。
素人が作ったと思えないようなものも作れてしまいます。
以上のもの以外にはねじやボンド等がありますが、細かなものは徐々に揃えていくといいです。