トリマーを使いやすくしよう!

トリマーを使いやすくしよう

どのメーカーのトリマーにも大体、以下の付属品が付いています

ボッシュパワトリマーPMR500には写真の付属品が付いています。
これらのものは他社のトリマーにも付属しているものです。

ボッシュトリマーPMR500

なかでもよく使うのはストレートガイドです。

テンプレートガイドも倣(ならい)掘りに使いますが、この付属品のテンプレートガイドは品質があまり良くありません。
あくまでも、おまけのものです。

ボッシュは別売りでテンプレートガイドを販売していますが、そちらは品質の良いものですので、コストの関係で廉価なものを付属させているのでしょう。

(ボッシュのテンプレートガイドは海外で販売されています。日本では販売されていません)

トリマーガイドは私は使った事がありません。
同じことがベアリング付きのビットで出来るので、そちらを使います。

理由は時間の節約です。
トリマーガイドを取り付けて、調整する時間が無駄に思えるからです。

スパナはビットの交換用です。

ボッシュと新型のリョービMTR-42のトリマーはスパナ1本でビットの交換が出来ます。

テンプレートガイドの取り付け方

テンプレートガイドはブッシュガイドともいいます。

付属しているもののサイズだけでなく、いろいろな直径のサイズがあります。

使用するビットとの組み合わせで加工の幅が広がります。

テンプレートガイドを取り付けるには、底面のベースプレートをはずし、テンプレートガイドを挟み込み、ベースプレートで固定します。

(画像のベースは黒いものですが、現行品は透明なベースになっています。)

 

テンプレートガイドを取り付けました

写真のようにガイドからビットが突き出ています。

この突き出た部分が加工する木材に当たります。
テンプレートガイドは文字通り、テンプレートをなぞる役目をします。

これはリョービ(現在は京セラ)TRE-60Vでテンプレートガイドを使った動画です

テンプレートガイドの使い方はどのメーカーのトリマーも同じです。

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ストレートガイドを使いやすくする

付属しているストレートガイドはそのままでは使いにくいです。
電動工具は一工夫することで、格段に使いやすくなりますので、使いやすくしましょう。

材料は厚さ7mmくらいで幅が3cmくらいの真っすぐな板が20cmと適当なネジと六角ナットです。
取り付けると以下の写真のようになります。

私はホームセンターでアガチスという板が使えそうだったので、長さだけ切ってそれを使っています。

 

付属品のストレートガイドは中央がありません。これはビットが当たるために、中央がないのです。
しかし、中央がないと加工がうまく出来ませんので、木材でガイドを作り、ビットが当たる部分だけ欠き取って使うのです。

木材の取り付けはネジ止めが確実です。
私は最初、ネジ止めの加工が面倒だったので両面テープで貼って使用していました。

すぐにはがれて、使えなくなりました。
考えている以上にトリマー加工は板に負荷がかかりますので、両面テープではすぐにはがれ危険でさえあります。
面倒ですが、ネジで確実に固定しましょう。
そうすれば、10年使ってもはがれません。

板を取り付けたら、写真のようにビットを出して、板を前に少しずつ移動させて欠き取っていきます。
ビットの突き出しを3mmくらいして、削っては3mm突きだす、を繰り返します。

 

板を貼りつけると、写真のように長い範囲で押さえつけれますので加工が安定するのです。

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ベースを大きくすると加工が安全に確実になります

トリマーの底に広いアクリル板を取り付けると楽に加工ができるようになります。

アクリル板は5mm厚が最適です。3mmでは薄すぎて危険です。
5mm厚のアクリルなら安全に加工が出来ます。

本体の底の部品をアクリル板に写し取り、ネジ穴を開けます。
取り付けネジはトリマーのものではなく5mmの皿ネジ(イラスト参照)を使った方が加工が楽です。

ネジはアクリルの表面から突きでないようにイラストのようにネジが収まるように加工します。

加工ができたら、底面に取り付けます。

こんな感じになります。

両手で支えるのでトリマーがぐらつかず、加工が出来ます。
通常はそのままのベースでも加工は出来ますが、この広いベースがあると助かる事が多いいのです。

ボッシュには純正で以下の写真のようなベースがオプションであります。
これは集塵も出来ます。
グリップはゴムですので握りやすく、これも使いやすいです。

店頭販売はしていないかもしれませんが、ネットでは販売しています。

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