オービタルサンダーの説明
仕上げは電動サンダーでしよう!
木工の仕上げは電動サンダーでやるといいです。
小さなものでも、手だけでやすりがけをするのは大変です。
オービタルサンダーというのは底のやすりが偏芯運動することで、板を削っていきます。
粉じんもすごいです。
集塵機につなぐか、屋外で使うことをお勧めします。
写真のサンダーは集塵部分に独自のシステムを使っています。
細かい粉じんをキャッチする仕組みになっています。
ほとんどのメーカーは集塵袋を取り付けるようにしています。
出来れば、集塵機につないで使用するほうがいいと思います。
DIY用のサンダーは小型のものです。
初めはこのくらいの大きさで十分と思います
ただし、小型のサンダーは振動が結構あります。
なるべく、振動の少ないサンダーを選ぶといいと思います。
研磨能力はそれほど変わらないと思いますが、振動に対する対応をしているものの方が使いやすいです。
写真のサンダーもこのクラスでは振動が少ない方です。
振動があるサンダーは、長時間使っていると、手が痛くなる場合もあります。
ホームセンターには防振手袋という、振動する機械を使うときに使う振動を吸収する手袋がありますので、それを使うと手に伝わる振動をかなり軽減できます。
防塵マスクも使用したほうがいいと思います。
普通のマスクでは、サンダーの出す、細かい粉じんは防げません。
思っているより、有害ですので、防塵マスクは必須と思います。
マスクをしていても、普通の布性や、使い捨てのマスクでは粉じんは防げません。
サンダーを使った後、何時間ものどや肺が痛くなったりしますので、それだけ有害であることも理解して使った方がいいです。
写真のサンダーは集塵フィルターをはずすと丸いノズルになっています。
丸いと掃除機や集塵機につなげやすいので、この部分が丸いものがいいかもしれません。
独自のマイクロフィルターです。
他のメーカーは布製の集塵袋を使っていますが、この写真のメーカーは独自のシステムを使っています。
結構細かく、粉じんをキャッチします。
すぐにいっぱいになりますので、こまめに粉じんを捨てながら使います。
それだけ、粉じんをくい止めているということでもあるのです。
このサンダーはマジック式のペーパーを取り付けます。
マジック式もクランプ式も使えるメーカーもあります。
サンダーを選ぶポイントは、振動とモーター音ではないでしょうか。
振動がおさえられているもの、モーターがやかましくないものがいいと思います。
オービタルサンダーは粗く研磨するのではありません。
オービタルサンダーは仕上げに使うサンダーですので粗く削るわけではありません。
強く研磨したい場合は、円形のランダムアクションサンダーを使います。
これは、かなり強力に研磨してくれます。
他にもベルトタイプのベルトサンダーがあります。
これは研磨能力が大きく、テーブル等の広い平面を研磨するときに使います。
用途によって、サンダーも種類があります。
オービタルサンダーは仕上げに使うサンダーです。